| ■なつばて 8月31日(日)
今年の夏は涼しく、都会ではしのぎやすかったはずなのですが、店主は何故かばて気味のようです。それとも、単に「歳」なんでしょうか。口の悪い家族は「歳よ、歳。体は外見と一致していると自覚が必要なのよ。内面だって、アタマ固いし」と申します。まあ、確かに。半世紀以上生きてますものねぇ。
とはいえ、ぐだぐたしているわけにもいきません。11月の「横浜キルトウィーク」に、店主は提携先の「キルトハウス めいぷる」さん、そして「キルト シェスタ」さんとともに、ブース出店することになりました。ブースの名前は「めいぷる」さんとなりますが、店主もしっかりおりますので、よろしくお願い申し上げます。
横浜では各種キット、和布などを販売いたします。「キルト シェスタ」さんは製品販売が主になります。また、「キルトハウス めいぷる」さんは、キットと型紙、布など色々なものを扱われます。
なので、店主はこれから「キット見本」などの製作にかからねばならないのです!!間に合うかな? いえ、間に合わせねばならないのです。夏ばてしているわけにはいかないのです。
さて、今日はこれからお茶など飲んで、そろりとはじめましょうか。
■マネージャー 8月29日(金)
このところ友人のマネージャーのようなことをしております。彼女と彼女の作っているものを世間に出すにはどうすればいいか、というようなことを四六時中考えています。自分のアタマのハエをおうこともせずになにやってるんだ、という声もあるのですが、面白いのだからしかたがありません。どうやら、店主は「ものを売る」とか、「創造する」とかよりも、誰かのバックアップしたり、企画したり、まとめたりすることが大好きのようなのです。
そう、店主があれこれ走り回っているのは「シンブルジャパン」のひさぎさんの来年の作品展のことです。実は、もともと「作品展」をけしかけたのも店主ですから、マネージャーをするのは当然義務でもあります。<笑>
ひさぎさんの「作品展」が成功したら、キルト結の店主を廃業して、マネージャー業をはじめようかしらん<笑>
9月3日から東京の東急渋谷本店で野原チャックさんの教室のキルト展が開催されます。キルト結提携先の『めいぷる』さんも出店しておられます。お近くの方は是非いちどおいでくださいませ。
■夏到来 8月23日(土)
ようやく暑くなってきました。これでようやく夏が来た、という感じなのですが、カレンダーを見ると、もう夏休みも終わりではありませんか。こどもたちは夏の宿題に追われている時期です。おやおや。
うりうりがうりうりにきてうれのこりうりうりかえるうりうりのこえ
先ほど、町内を珍しい引き売りの声が通っていきました。何を売りにきていたのかというと、
「ぎょ〜ざぁあ〜、ぎょ〜ざっ!!」
初めて聞きました。「餃子の引き売り」。「たけやぁ〜、さおだけっ」という呼び込みの声と同じ調子で、餃子。何でもある時代なんだなぁ、と妙な事に感心しながら、今年初めての秋刀魚を焼いておりました。
やっと暑くなったのに、もう、秋の声が聞こえます。
■初盆 8月17日(日)
母の初盆が過ぎました。特に何もしなかったのですが、妹とふたりであれこれ母のことをおしゃべりいたしました。
人は死ぬとどうなるんでしょう。などという問いは無駄なことだと思うのですが、なくなった人についてあれこれと話をするとき、話の中に立ち上がってくるその人のあれこれは生きているときと変わらない。人のことを語るとき、その人が生きているのかなくなっているのか、そのようなことはあまり関係がないように思われます。よく言われることではありますが、確かに「その人のことを覚えている限り、その人は死なない」のかもしれません。
さて、お盆というのに東京はもうすでに一週間も雨続きで、気温も上らず、10月半ばの気候だと申します。ヨーロッパでは熱波に覆われて、避暑地のスイスでさえ40度という熱帯並みの気温を記録したとか。地球はいったいどうしてしまったのでしょう。アメリカ・カナダの大停電は便利さを支えているものが「電気」だけであったことを露呈しました。都会では電気がないと何もできない、トイレにさえいけないのだということは、便利さというものが根底では実にもろいものであって、その上に乗っかっている生活は実は不便なものかもしれません。電気を作る、使うということが、今までの地球という惑星にどれほどの負荷をかけてきたのか、そのつけが、この異常気象ではないか、と思ってしまいます。
なんだかんだといいつつ、明日から盆休みがあけて、街にどっと人がもどってくるのでしょう。店主もまたひとさわぎ、です。長いこと仕事らしいことをしていなかった長女が、明日からまた「仕事」に出勤することになったから。またデザイン関係の仕事ではあるのですが、どうもGパンではまずいらしい。汚れ仕事であることが多いので、今まではラフな格好で仕事することが認められていたのですが。まあ、東京だしなぁ、しかたないか。また、「しばらくはお昼代その他、よろしく」といわれて苦笑しております。
■重大発表 8月12日(火)
重大な発表があります。
キルト結のリンク先であり、店主のパソコンの先生の一人でもある、シンブル・ジャパンのひさぎさんが、東京で「加賀指貫」の作品展を開催されることになりました。
この件に関しては店主も多少のお手伝いをさせていただいておりますが、くわしいことはシンブルジャパンのサイトをご覧ください。
http://www.h2.dion.ne.jp/~yumeism/
詳細についてはまだ発表されていませんが、東京の方、東京近辺のお住まいの方、是非是非来年の一月、「加賀指貫」展においでください。
今では忘れられかけている「ものを作る」ことの根源を再び考えるきっかけになるかも知れません。それ以前に、この「加賀指貫」とっても可愛いんです。絶対にいちどは見ていただきたいと思います。
■都会 8月11日(月)
昨日の夕方、町内会の緊急回覧板が回ってきました。緊急回覧板、というのはほとんどが葬儀などの連絡です。その内容を見て驚きました。亡くなられたのは、お隣の息子さんだったのです。急死されたとだけしかわかりません。
知らなかった。まったく知りませんでした。お隣なのに。Mさんというお隣の方は、店主などとは違い、ずっと昔からこの土地に住んでおられる、いわゆる「地の人」。お隣であり、町内会の同じ班に所属していても、お付き合いをするにはなんとなく「壁」があり、また、奥様がお勤めをしておられる関係でお会いすることもほとんどない。自然とご挨拶をする程度のお付き合いでした。
同じ班の方にお聞きしましたが、店主同様何もご存知なかったとのこと。確かに無理にお付き合いをする必要もありませんし、わずらわしい人間関係を思えば挨拶程度のお付き合いが無難なのでしょう。それが「都会の御近所つきあい」なのかもしれません。しかし、隣のおうちの不幸も幸福も知らずすごすのは本当のところは良いことなのか、悪いことなのか。店主にはなんともいえない気がします。
マンションで一人でなくなっている方をずいぶんたってから発見する、ということがありましたが、これまた、「都会の付き合い」ゆえでしょうか。
自由で束縛されないことの見返りがこのようなことになるのでしょうか。いいえ、店主にはそうは思えません。私達はまだまだ「個人としての人間」同士の「距離」を上手にとれるほど、成熟していないのでしょう。
お隣の息子さんは25才。長男長女の二人兄弟のはず。店主の長女は24才。挨拶する程度のお付き合いとは言え、ご両親の悲しみを思うと、胸が痛い。ともあれお通夜葬儀と続きます。店主も参列させていただこうと思います。同じ年頃の子供の親として。
■暑い 8月10日(日)
あ、暑い・・・
夏なのですから、当たり前のことが、ホンの少し前まで涼しかったり、台風がきたりで、体がすっかり忘れてしまっています。今日はまた「台風一過」の晴天で、朝から気温がぐんぐん登り、汗が流れ落ちる。
そんななかで、今日は先日頂いた着物を解いておりました。藍染めのアンサンブル。この着物を着ておられたお父様は、92才で亡くなられたとお聞きしていますが、お年の割には背の高い方だったのでしょうか。そして、この藍染めの着物をつくられたのはいつだったのでしょう。ほとんど袖をとおしておいでにはならなかったようで、解いていると指が真っ青に染まります。残念ながら、押入れかどこかに入れっぱなしであったようで、カビが点々としています。藍ですから、ざぶざぶ洗い、今日の天日にバンと干しました。
娘が「はは、虫除けのにおいがする」と申します。そうなのです。藍染めの本藍の匂いは虫除けになります。ご存知の方も多いとは思いますが。そして、本藍は水をくぐるたびに改めて匂い立つのです。藍の色もますますさえるのが本藍染めの特徴です。頂いた着物は本藍染めの蚊がすり。今ではほとんど織られる方もおいでにならない貴重なものです。裏は紺の金巾。これまた少なくなりました。
この大事な布をどのように再び使うか、暑さに少々ぼけながら、迷っている店主なのでした。
■台風 8月9日(土)
10年に一度という大型台風10号が日本縦断中です。被害に遭われたかたがたにお見舞い申し上げます。
東京でもかなり強い雨風が窓ガラスを叩いています。ちょうど帰省のシーズンでもあります。かえるにかえれない方々も出そうです。
店主の家ではなんと、雨漏り。朝方、ピンピンと何かが金属に当たる音がするのに気づき、なんだなんだとおきだしてみると、枕元の鏡の足に雨漏りしているのです。どこから雨がもれてるんだ!!とあわててチェックしてみるも、わからずで、現在のところは洗面器で雨を受けているじょうたいです。<苦笑>これ以上雨が強く降らないことを願うのみですが、台風はまだこれから関東に雨を降らせる予定らしく、少々心配です。とは言え、どうしようもないことはどうしようもない、と店主はのんきです。
雨漏りは以前も一度経験があります。そのときは九州の社宅にいたのでした。コンクリート3階建ての社宅の最上階で、畳がびしょびしょになるほどの雨漏り。最初は子供が小さかったので、彼らが水遊びでもしたのか、と思ったほどです。濡れ衣を着せられた子供たちは何がなんだかわからなかったようです。これはその後修理してもらいましたが、今度は屋上に敷き詰めた防水のための材料が「黒色」であったため、夏の暑さに閉口することとなりました。
昨日の娘のエアコンの水漏れ騒ぎといい、今年はなんだか「水」にぬれることが多いようです。しかし、5月から台風が来るし、梅雨は長いし、今年はなんだかヘン。
この雨の中、宅配便が届きました。宅配便の中は男物の着物です。お父様を今年なくされた方が遺品の着物を「何かにして」と送ってきてくださいました。有り難うございます。大事に使わせていただきます。
■修理 8月8日(金)
娘の部屋のエアコンが水もれ。それもまるで水道の蛇口をひねったように、部屋が水浸しになりました。買って既に一年すこし経過。以前にも、少々ポタポタと水が落ちることがあったのですが、湿度の高いときにはあること、という説明でそのままにしておりました。しかし、今回はそのような状態をはるかに越えておりましたので、あわててメーカーに修理を依頼しました。あわてる理由はペットにあります。フェレットという動物は非常に暑さに弱く、一匹かつてそのために死なせてしまったこともあるのです。暑くなれば、エアコンは絶対に必要なのです。それも24時間。
で、メーカーのサービスの方が来て「取り付けそのものに問題がある。パイプが破損している。取り付け工事の時に破損さぜたようだ」とのこと。今度は購入した所に連絡して、「どちらが悪いか」
結果、購入したところがエアコンの取替えをしてくれることになりました。同時に水濡れして要修理となったプリンター、スキャナー、テレビについても新品と交換してくれるとのこと。こちらは修理だけでいいとおもったのですが、取り替えてしまったほうがお店としては楽らしい。本もいろいろと水濡れし、マンガや小説などは良いとしても、残念なのは写真集が2冊、これは展覧会のカタログなので、新しく購入することもできませんので、あきらめました。
そして、今日の午後、工事がありました。台風の影響で東京もときおり激しい雨が吹き込むなかでの工事。ご苦労様。エアコンは快調です。スキャナーやプリンターは来週届くとのこと。ちょっと申し訳ないようにも思いましたが、ラッキー♪
しかし、娘のパソコンはたまたまリビングにおいていたので無傷でした。パソコンが水ぬれしていたら・・これはデータ全滅ですから、泣くに泣けない。この「たまたま」が本当のラッキーです。
■お客様 8月7日(木)
昨日、おとといと珍しいお客様が上京され、店主は目いっぱいのお付き合いをしておりました。どなかがこられていたのか、というと、キルト結のリンク先である、シンブルジャパンのひさぎさんです。
店主にとってはパソコンの先生の一人でもあります。なにかトラブルが起きれば、行伝先生とひさぎさんに「Help」信号を発することにしております。そして、懇切丁寧な解説で、現在までのところ、ほとんどのトラブルは解決されております。わからないことに出会うとまずは頼る先です。ひさぎさんも行伝先生も実は店主よりずっとお若いかたなのですが、お世話になりっぱなしです<笑>
上京には当然目的があったのですが、それについてはいずれシンブルジャパンのほうでおしらせがあることでしょう。楽しみにしております。
今日は今日とて、娘が三人友人を連れて帰ってくる予定です。これは店主の住む町で、彼女たちの倶楽部の試合があるからで、こんなときだけそうじをしている娘にあきれていると、娘いわく「ははの娘です」うーむ、確かに。
今日の夕食は何にしましょうか。若い人たちはこの暑さにも食欲が衰えるということはなさそうですし、量もいるでしょうし。買い物には自転車で行き、かご一杯の買い物をしてこなければなりますまい。転倒に注意です。<笑>
なんだかお客様の多い今週です。
■眼鏡 8月4日(月)
近江八幡市から東京までのどこかで眼鏡をわすれてきてしまったので、土曜日に日記を書いてすぐに眼鏡屋さんに行きました。自転車で行ったのですが、道路のはがれたコンクリートの溝にタイヤを取られて、横転。ひざを少々すりむきました。
一瞬、考えたのですよ、このまま転ぶか、踏ん張って自転車の倒れるのを止めるか。そして、無理に頑張って捻挫などしてはよりまずい、という判断で、横転するにまかせたのです。おっとっとっ・・と自転車は倒れても、自分はなんとか立ち続けるはずだったのですが・・・自転車ごと、ではありませんでしたが、思わず膝をついてしまって、アウト。コンクリートがざらざらだったため、瞬間ですりむいてしまいましたが、幸い打ち身はなし。家族には「そばにいなくてよかった。かっこわるぅ」といわれましたが。<薄情モノ!!>
人間、結構一瞬でいろいろなことをかんがえるものですね。店主の年齢を考えれば、今回はまずまず正解、でしょうか。
今日、頼んだ眼鏡が出来てきましたので、調子を見ながら日記を更新。そうです。店主がなくした眼鏡は「老眼鏡」でございます。<笑>
■帰京 8月2日(土)
昨日夜、帰京いたしました。母の納骨も無事終わり、母が生前にお世話になった方々へのご挨拶、また、友人との再会、親戚の訪問など、予定はつつがなくこなすことができました。
可能であれば、という前提で京都のくろちくさんのお細工物ミュージアム、ならひ゛に近江八幡市の資料館へも、さまざまな人たちのご好意で行くことができました。お細工物ミュージアムでは、江戸から明治大正昭和初期の、見事なお細工物の数々を見ることができました。また、近江八幡市の資料館では突然の訪問にもかかわらず、館長さん、副館長さんのご好意で近江八幡資料館で保管されている明治初期のお針箱を見せていただくことができました。
館長さん、副館長さんのお話を伺って、あらためて、衣食住という生活そのもの、暮らしというものは本来は自分の手で作り出すことが当然のものであったのに、ただいま現在という時代の中では単に「選択」すればよいものというかたちでしかないこと、物事の一つ一つが関連性をもち、影響しあつて作り出されるという形ではなく、これはこれ、あれはあれ、と分断されてしまっていることなどに思い至りました。
近江八幡資料館で見せていただいた針箱には、まだ抜き糸もそのまま保存されていました。抜き糸というのは、着物を洗い張りするために解いた際に抜き取った糸のこと。この抜き糸は次に着物を縫うときのしつけに使われることもあれば、刺繍用の色さしの糸にもつかわれました。糸に力があれば゛、再び縫い糸として使われるモノもあったのです。ほんの5,6センチの糸をはた結びで結び合わせた糸玉もあり、その糸はもう縫うことには使えないけれど、ぐるぐると糸毬に巻きつければそれだけでカラフルな糸てまりが出来上がる。そうやって作られた糸手毬もみせていただきました。
ずいぶん興奮してつい話し込み、資料館ではあっという間に四時間半もの時間をいただいてしまいました。館のみなさま、館長さん、副館長さん、ありがとうございました。
いろいろなお話をうかがうことが出来て、あまりに興奮した店主は、バスは一台見送ることになり、どこかに眼鏡も忘れてきてしまいました。
今日は眼鏡を作りに行かなければ、不自由な店主です。
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